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◆これからの英語学習について◆ |
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2011年から自民党教育再生実行本部は、2015年を目途にTOEFLが公務員試験や |
大学入試にまで活用される方針を打ち出しています。 |
(※TOEFLについては、下記をご参照下さい。) |
また、2018年に施行される新学習指導要領には、小学3年生から英語活動を、 |
そして5年生から正式な教科として英語の読み書きを学ぶようになり、小学校4年間で |
200時間ほど英語学習の時間が増えることになっています。
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この改定により、中学や高校では、今までの丸暗記型学習法だけで英語の成績を |
上げることが難しくなることが予想されます。 |
もちろん、基本的な単語や文法は暗記する他ありませんが、会話力や書く力といった |
英語を使いこなすコミュニケーション能力も評価の対象となってくるため、家庭での |
自学と対人練習が学習の柱となってくるのです。 |
当然ながら、学校の授業だけを受けている生徒さんと、塾や家庭で別途に英語の |
レッスンを受けている生徒さんとの格差は、今まで以上に大きくなり益々英語早期教育が |
注目を受けるようになることは間違いありません。
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<グローバル化=英語>ではないにしろ、我が子が英語早期教育、英語必修化という |
時代の流れに取り残されることは、どうしても避けたい。と、思うのが親心です。
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では、何をしたらいいのでしょうか。
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年齢にもよりますが、一般的に3,000時間ほど勉強&練習すると、自然に外国語は話せる |
ようになると言われています。 |
高校までの授業で得られる英語の勉強時間は、概ね1,000時間ですので、英語塾や、 |
英会話教室、テレビやラジオなど自力で学習時間を2,000時間プラスできれば、英語を |
使えるようにはなるはずです。 |
つまり、学習指導要領改定後に、中学や高校で求められる英語が使える能力を上げる |
ためには、学校外での勉強時間を増やすことで何とかクリアできそうです。 |
では、単純に自宅での勉強時間を増やせば、大学入試や公務員試験に起用されるであろう |
TOEFLで高点数を取るまでの英語力を身につけることが可能か。というと、また別の問題が |
出てくるわけです。 |
TOEFLは、日本国内で生まれた英語力の証明として有効な英検や、公立学校での試験とは |
出題形式も傾向も違うため、受験前に対策を十分に行い弱点を克服していくことが |
必要不可欠となります。 |
しかし、ここでTOEFLという試験が日本人にとってなじみがないものであることは、受験者を |
大変不利な状況に陥れます。英検と比べてTOEFLの対策法や情報量、教材と講師数が |
少ないという悪条件での試験対策は、「学校外で何を勉強したらいいか分からない。」 |
ということになり、学習効率がかなり下がッてしまいます。 |
もともとTOEFLは、アメリカの大学入学試験ですから、おのずと日本国内に在住する |
受験経験者も限られていますし、教材も日本の出版社での取り扱いが少ないことなどは、 |
英検受験者に比べると非常に条件が悪いわけです。 |
このTOEFL対策を中学や高校の一斉授業で、どこまでカバーできるようになるのかは |
分かりませんが、早め早めに各個人が準備しないと入試や就職試験に対応できる英語力を |
持つことが難しい時代がやってくるのかもしれません。
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英語クリニックでは、各個人の目標とスキルに合わせた個別指導で基礎力を作り、苦手単元の |
克服、得意単元の強化をはかります。 |
クリニックの処方箋が、ますますこれからの受験生の大きなサポートとなり、着実に実力を向上させるでしょう。 |
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